『しんぶん赤旗』に書評掲載（ブックレビュー）

『しんぶん赤旗』（2017年4月9日）に、『軍用機の誕生』の書評が掲載されました。評者は、纐纈厚先生（山口大学名誉教授）です。

書評では、軍用機の研究開発と制作に心血を注いだ航空技術者たちの歴史を丹念に追っていると評していただきました。また、現在注目を集めている軍学共同の観点からも、評価していただきました。

「本書を読み通してもう一つ強く印象に残ったのは、軍用機の誕生までの研究開発に東京帝国大学航空研究所を筆頭として、大学研究者や大学自体が深く関与していたことだ。・・・本書を読むと「軍産学」関係の在り様を問わずにはいられない」（書評から引用）

しんぶん赤旗｜日本共産党

軍用機の誕生: 日本軍の航空戦略と技術開発 (歴史文化ライブラリー)

• 作者: 水沢 光
• 出版社/メーカー: 吉川弘文館
• 発売日: 2017/01/20
• メディア: 単行本

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第7回日韓科学史セミナーで発表

第7回日韓科学史セミナーで、『軍用機の誕生』について発表してきました。日韓科学史セミナーは、日韓の科学史研究者の相互交流を促進するため、1981年以来、日本と韓国で交互に開催されている、大変歴史のあるセミナーです。

第7回の日韓科学史セミナーは、2017年3月24日（金）～3月27日（月）に、全北大学韓国科学文明研究所(韓国、全羅北道全州)で開催されました。発表では、戦前期の航空路線や朝鮮人パイロットなどの話を交えて、『軍用機の誕生』の内容を報告してきました。

日韓科学史セミナーのHP（前回第6回までの活動内容の紹介）

『朝雲』に書評掲載（ブックレビュー）

安保・防衛問題の専門紙『朝雲』（2017年3月23日）に、『軍用機の誕生』の書評が掲載されました。新刊紹介（ブックレビュー）のコーナーで、表紙の写真（書影）入りの記事です。

記事では、航空技術を題材にして科学技術と国家の関係を扱った点を紹介、評価していただきました。

「国産技術の確立から官民技術を総動員して零戦など名機を誕生させた日本の航空技術の進展を描く。・・・。本書を読むと技術者の情熱はもちろんだが、国を挙げての科学技術体制の構築が極めて重要なことが分かる」（書評から引用）

＜ブックレビュー＞「軍用機の誕生」日本軍の航空戦略と技術開発　水沢　光著（朝雲新聞社のページ、記事全文が読めます）

軍用機の誕生: 日本軍の航空戦略と技術開発 (歴史文化ライブラリー)

• 作者: 水沢 光
• 出版社/メーカー: 吉川弘文館
• 発売日: 2017/01/20
• メディア: 単行本

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